ブルーベリーの里ななつもり

ラビットアイは豊作の予感

こんにちは!
岩手雫石の素敵な自然の中で養液栽培システムで育てた極上のブルーベリーで「がんばり屋さん」のあなたを応援したいブルーベリー観光農園の園長です。

寒さの苦手なラビットアイ

当園では1200本のブルーベリーを栽培しておりその中で寒さの苦手なラビットアイ系のブルーベリーを450本程度栽培しています。
ブルーベリー専門誌ではラビットアイ系のブルーベリーは耐寒性が弱く最低気温-10℃以下になる地域では栽培は不可能とされ、特に北東北の極寒の岩手雫石では絶対栽培してはダメが定説のようです。
今年の雫石の冬は1月中旬~2月中旬までは特に寒く連日最低気温が-15℃前後と冷え冷えでした。

寒さ厳しい岩手・盛岡・雫石の農園

なぜラビットアイに挑戦するのか

岩手で推奨されるノーザンハイブッシュ系は早生品種が殆どのため7月上旬~7月下旬が収穫期となり非常に短く観光農園でお客様にお楽しみ頂くには短すぎるのです。
このため、夏の観光シーズンの夏休み~お盆休暇期間には終わってしまうためです。
ラビットアイ系は殆ど晩生~極晩生品種のため7月下旬~9月上旬までが収穫期となり長い期間お楽しみ頂けます。

昨年8月ラビットアイ系のブライトウェルの様子

雫石でも大丈夫みたい

寒さの苦手なラビットアイ系ブルーベリーも養液栽培システムとちょと一工夫で寒さ厳しい岩手・盛岡・雫石でも栽培3年経過しましたが順調にすくすく成長しています。
一工夫をちょっとだけご紹介させて頂きます。
〇ポット栽培の利点を生かして、冬期間はビニールハウスで寒風を避けてます。
〇早春から花が咲き始めるので遅霜被害対策を万全にしています。
養液栽培によりしっかりと栄養補給しながらの栽培が前提ですから一般的な栽培では参考にしないで下さい。

お花満開のラビットアイ